🏔️ 登り・ペースに関する言葉
🏔️ 1時間の登り標高ペース(登りの強さ)
SCR / VAM (m/h)
1時間あたりに標高何メートル登れるかを表すペースです.過去ログの中から無理なく持続できた登攀速度をもとに算出されます.
⏱️ ペースの安定感(スピードのムラの少なさ)
PC (Pace Consistency)
山行全体を通じて,コースタイムに対する速度比率がどれくらい一定に保たれていたかを示す指標です.数値が小さいほどペースが均一でバテにくい歩き方です.
🏅 総合登山レベル(過去ログ集約格付け)
Tier-0 〜 Tier-4
登高ペース(SCR)を軸に,過去ログの累積標高や安定性を総合集約した5段階の比較目安です.本人の能力を固定的に決めるものではありません.
🦵 下り・脚の負担に関する言葉
🦵 下山で脚にかかる負担の目安(下り耐性)
ELC (Eccentric Load Capacity)
累積で何メートル下ると,ブレーキ筋(大腿四頭筋のエキセントリック収縮)に疲労がたまり速度が落ちやすいかを示す過去ログの回帰値です.膝の許容量や故障限界を示すものではありません.
📉 下り坂での膝への衝撃・関節負荷
Knee JRF (Joint Reaction Force)
下り勾配と体重・荷物重量から推定される膝関節への負荷推定モデルです.歩行ペースやストックの活用により衝撃を分散できます.
⚡ 着地・体幹に関する言葉
⚡ 着地のブレ・ふらつきの少なさ(体幹の安定性)
体幹TTS (Time to Stabilization, ms)
スマホの加速度センサー(100Hz)で計測される,足が接地してから体幹のブレが収まるまでの時間です.疲労がたまるとブレの収まりが遅くなります.
🛡️ 着地衝撃のやわらげ方(衝撃吸収度)
IAR (Impact Attenuation Ratio)
足裏の接地衝撃が体幹に伝わる際,膝や足首のクッションでどれくらいやわらげられたかの比率です.
🔋 心拍・スタミナに関する言葉
📈 バテやすさ・心拍の上がりやすさ(疲労の蓄積)
心拍ドリフト (Cardiac Drift, %/h)
同じ登りペースを維持していても,脱水や体温上昇,疲労によって時間経過とともに心拍数が上がっていく現象です.
⚡ 後半の粘り強さ(スタミナの持続力)
疲労耐性 (Durability / Maunder Model)
累積エネルギー消費(kJ)が進んだ後でも,ベースとなる有酸素ペースをどれだけ維持できるかを示すスタミナ指標です.
🔋 回復コンディション(心身の休まり度)
RHR (安静時心拍) / HRV (心拍変動)
朝の安静時心拍数と自律神経の整い具合(心拍変動)です.山行後の回復の目安(Day+X)として追跡できます.
🗺️ 計画・安全モデルに関する言葉
🛡️ 3層安全チェック(体力・コース・日没の総合判定)
3-Layer Safety Model (L1 / L2 / L3)
登山計画が安全に成立しているかを3つの異なる視点で自動照合するモデルです.
① 体力・脚の限界(L1 生理): 消費カロリー・発汗量・下山膝負荷
② コースの安全性(L2 経路): 鎖場・岩場・エスケープルートの有無
③ 日没・門限(L3 時刻): 16:30下山リミットと最終バス時刻
🧭 歩行ペースモード(SHERPAペース)
SHERPA Pace Modes (1.0× 〜 0.76×)
計画作成やリアルタイム案内時に,自分の登山スタイルに合わせたコースタイム倍率を選択できます.
通常 (1.0×): 標準的な登山歩行ペース
パワーハイク (0.88×): 大股・力強い登り歩きペース
疾走 (0.76×): 平地や下りを走るトレランペース
POL急登 (0.82×): 急登区間に集中してペースを上げる歩行
⛰️ 山岳トレーニング特性(コースの性格分類)
Training Clusters (5分類)
近郊探索でルートを探す際,コースが持つ運動特性で絞り込めます.
🌿 一気の長い登り(Sustained VAM): 標高差の大きい長大な登り
⚡ 岩場・総合山岳(Alpine Resilience): 岩稜・鎖場を含む技術的な山
🔄 登り返し耐性(Repeatability): アップダウンが連続する尾根道
🏃 超長距離耐久(Durability): 20km以上のロングトレイル
🧗 短時間急登(POL Fartlek): 短い時間で心肺を鍛える急坂